TEPCO YOUNG STAFF

東京電力は変化しつつあります。
それは事業内容や組織、文化、風土など多方面に及びます。
その変化の中で入社した新入社員の目に、東京電力はどう映っているのでしょうか。
それぞれの仕事を通して感じた、「東京電力の今」を、5人の新入社員が率直に語り合いました。

MEMBER PROFILE

藤田 一誠2019年入社
東京パワーグリッド
埼玉総支社 春日部制御所 変電保守グループ

理工学研究科 数理電子情報学専攻
中山 日々紀2019年入社
東京電力ホールディングス
那須野事業所 統括グループ

理学部 化学科
ニワンタ・ケッペティポラ2019年入社
東京電力フュエル&パワー
((株)JERA事業開発本部 再生可能エネルギー開発部 海外再生可能エネルギー 第二ユニット出向)

工学部 機械工学科
関口 淳史2019年入社
東京電力ホールディングス
柏崎刈羽原子力発電所 第1運転管理部

工学研究科 量子エネルギー専攻
菅野 みお菜2019年入社
東京電力エナジーパートナー
販売本部 北関東本部
法人第一営業グループ兼ソリューショングループ

環境学研究科 環境マネジメント専攻

入社の経緯をお聞かせください。

人々を支え、社会の発展につながる仕事がしたくてインフラ業界に興味を持ちました。中でも電気は社会生活の根幹。「スイッチひとつで電灯がつく」などの“当たり前”を支えることはもちろん、次世代に向けた研究・開発にも関わることができます。東京電力は、国内最大電力量の安定供給を担っていることに加え、インターンシップで出会った社員の方々から仕事への熱意や責任感、誇りをひしひしと感じました。また、挑戦するフィールドが広がっていることも魅力的でした。

私も電力業界はたくさんの人々の役に立てる分野だと考えていました。特に注目したのが再生可能エネルギーです。地球温暖化防止の観点からも、今後の社会にとって絶対に必要とされるはずだと感じました。だからこそ、水力や風力といった再生可能エネルギーに携われる「東京電力リニューアブルパワー」を志望しました。

地球温暖化を食い止めるにはCO2排出量の削減が不可欠です。再生可能エネルギーの普及拡大はその手段のひとつですが、もうひとつは、CO2排出量の少ない原子力発電ではないでしょうか。エネルギー自給率の低い日本では、いまだに重要な発電手法だとも思います。大学院で原子力発電に関わる研究をしていたので、そこで学んだことを環境対策や安定供給に活かしたいと考えました。

就職にあたって重視したポイントが3つあります。「公共性の高い商材と、付加価値の両方を提供できること」「お客様の顔が見えること」「学生時代に学んだ、建築や設備機器の知見を活かせること」。これらをかなえる舞台として、たどりついたのがエネルギー業界。東京電力は女性活躍推進に積極的なことも入社を後押ししました。出身地である福島県の復興に、直接関わる場があるのも大きかったですね。

母国のスリランカと関われる企業を探していました。スリランカの発展に貢献したかったからです。着目したのが、社会の基盤となる電力。スリランカでは停電が日常の出来事で、総電力量もそれほど多くありません。一方で日本は、多くの電気を消費しているのに停電は世界的に見てもかなり少ない。それほどの安定供給を果たす上で、首都圏への電力供給を担う東京電力は重要な存在だと感じました。また、海外展開も視野に入れていることが魅力的でした。その中で自分自身を高め、スリランカをはじめ世界の電力問題解決に挑戦したいと考えました。

現在の仕事内容とそのやりがいを教えてください。

私が所属している部署では、入社から1年間は研修生扱いのため、原子力発電所の設備について知識を得るための研修が日々の業務となります。業務時間の大半は、先輩社員に同行して設備内を歩き、知識を吸収することに費やしています。設備の徹底した管理は周辺地域のみなさまの安全を守る大変重要な業務と自覚しています。知識の吸収や設備管理の一つひとつが、安全確保に直結していることにやりがいを感じています。

関口さんは1年間研修ということですが、私も入社後8月半ばまでは研修でした。当社の教育・研修への手厚さを実感しています。現在は変電所や変電設備の保守・保全を担当しています。膨大な設備を決められ期間ごとに点検・管理し、事故の未然防止を実現するのがその役割。変電所・変電設備は電力供給のネットワークを結び、電力安定供給を実現する現場です。責任は大きいものの、縁の下の力持ち的存在として、人々の生活を支えているという手応えの中にやりがいを感じています。

私は水力発電所の安定稼働をミッションとしています。要となる水車を点検・巡視して異常を検知、問題発生を未然に防ぐ役割を担っています。先輩方に水車のスペシャリストが多く、時間を見つけては指導を仰ぎながら、発電所の機器を分解点検、調整等を行い知識吸収に努めています。設備の一つに、揚水発電所があるのですが、起動停止時間が短く、電力需給の調整を行いやすいため、電気に余剰があるときは揚水を行い、電気が不足した際は発電を行っています。その場面を見ると電力需給の最先端を担っている実感がありますね。

私は法人営業のフロント営業担当として、実際に工場や商業施設などの大口のお客様を訪問し、電気・ガスの料金提案や需給契約等の提案を行っています。私が担当する市場は、電力自由化により異業種から多くの企業が参入しており、厳しい競合の中にあります。その中で、新たなエネルギーサービスをはじめとした付加価値を提案することでお客様に支持される取り組みを進めています。そうした活動を通じて、お客様との信頼関係を築いていく中にやりがいを感じますね。

私はみんなと違って、東京電力本体ではなく、当社と中部電力の合弁会社である(株)JERAに勤務しています。その中で私は、JERAとして世界でどのように再生可能エネルギー事業を展開できるのか、各国のマーケット調査や事業開発の方法をはじめ、多くの関係者との面談を通じて、事業可能性も含めた検討を進めています。新たな事業を創出していくことは厳しい局面も少なくありませんが、やりがい充分なフィールドと実感しています。

入社して、東京電力はどのような会社と感じていますか。

当初は、日本国内の電力会社だったため、外国人として働きにくのではないか、というイメージがありました。しかし、実際は異なる価値観や文化、宗教への理解があり、非常に働きやすい環境と感じています。外国人として、また若手社員として、発言できる機会が多くあり、多種多様な考えを尊重し受容する文化があると感じますね。

ニワンタさんが指摘する多種多様な考えを尊重する文化は、働き方にも表れています。フレックスを使って私生活と仕事を上手く両立されている方、終日営業に出かけ、空き時間はサテライトで仕事をされる方もいます。また「カジュアルデー」という制度があり、お客様と接触の予定がなければ服装は自由。天気や気分に合わせた服装で通勤できるのは、当初のイメージと異なる、嬉しいギャップでした。

私が感じるのは、「まずは、やってみる」という風土。「やってみよう」と若手にも仕事をしっかり任せ、かつフォローしていただける。つまりそれは多くの挑戦の機会があることだと思います。また、外部からは“堅い会社”と見られがちですが、設備の保守・保全という仕事の現場以外に、そのような堅い雰囲気はない。むしろ、柔らかい感性を持った人が多いと感じています。

私も藤田さんが感じている印象と近いものがありますね。最初は、堅い人が多いと思っていましたが、気さくで柔らかく、楽しい先輩方に囲まれて仕事をしています。実際の仕事である水力発電所の運転に関して、どんな質問に対しても優しく丁寧に教えてくださる先輩方のおかげで、不安なく業務に取り組むことができています。

私の職場である原子力発電所は規制が厳しいゆえに、そこで働く人たちはビジネスライクな関係かと思っていました。しかし実際は、先輩や上司の方々、みなさんフレンドリーでとても優しくて温かい。そうした周囲の社員の方々との良好なコミュニケーションがモチベーションを生んでいると思いますね。

これからやってみたいことを教えてください。

まずは原子力発電に関する理解を深め、たとえばこの機器を動作させたらどこの箇所に影響が出るのかといったようなことを、一つひとつしっかりした知識を持てるようになりたいと思っています。そして、特に原子力発電の安全性を高めるにはどうすればよいか、安全性を徹底して追求し、究極の安全性を実現できる人材に成長したいと考えています。

関口さん同様に、まずは現在の現場で変電設備への理解を深め、自分の知識のベース・軸を作りたいと思っています。そして将来は、電力安定供給の現場を知っている強みを活かして、様々なことにチャレンジしたいと考えています。幅広い業務・世界を経験することで“多能な人間”に成長したいですね。広い視野で会社のその先を創っていける人間になりたいと思っています。

法人営業で多くのお客様と会う中で、最近は社内の課題や困りごとを相談してくれるお客様が増えてきました。それらを解決できるサービスを提案するためにもサービス開発系の仕事に取り組んでみたいという気持ちがあります。未来の暮らしや産業・社会を豊かにできるような、新しいサービスを開発・提供していきたいと考えています。

私は、今はまだ水力発電に関して勉強している段階。まずは、水力発電についてしっかり学び豊富な知識を蓄えることが重要であると考えています。将来的には、水力発電の海外事業展開、あるいは太陽光や風力発電も含め、再生可能エネルギー事業に深くかかわり、その普及拡大の一助になりたいと思っています。

入社以来、短い期間ながらもたくさんのことを勉強する機会を得ました。再生可能エネルギーの事業開発の基礎を学んだと思っています。今後、再生可能エネルギー事業を海外市場に展開することに加え、それら事業とIoTやAIを融合させた新しいビジネスを開発していきたいと考えています。そのためにも、“マルチ人間”に成長したい。電力の枠を超えて新しい分野に挑戦できる場が、東京電力というフィールドだと思っています。

学生へのメッセージをお願いします。

東京電力は電力を基軸にしつつ、多彩な事業、顔を持っています。「こんなことをやってみたい」「自分だったらこうしたい」等々、様々なアイデアや考えを尊重する文化があります。それは会社に変化・進化するという意志があるからにほかなりません。その中で、何かをやり遂げたいという想いがある人には、絶好の会社だと思います。

同感です。東京電力は今まさに変化の真っ只中にある会社です。変化し続けている会社は可能性があり、成長できる会社。社会や世界の発展に貢献できる会社だと思います。会社の成長と共に自身の成長を求めるみなさんには、変化し続ける東京電力をお勧めします。

菅野さんが指摘したように、電力の安定供給という使命を果たしつつ、電気に関する様々な事業、あるいは電気に限らない新規事業がたくさんあります。いろいろなことに挑戦できるフィールドがある。そして社員一人ひとりがそれぞれ誇りや責任感を持って、やりがいを感じて仕事に取り組んでいます。是非、一緒に今を支え、そして未来を創りましょう。

私もそう思います。東京電力には多彩な仕事があるから、自分から行動を起こせば、自分がやりたい仕事、自分の適性に合った仕事に出会えると思います。そうした人の想いを尊重する風土もある。東京電力の一員となってから、本当にやりたいことを探してもいいと思う。そんなみなさんと、一緒に仕事ができる日を楽しみにしています。

エネルギー事情に関心があれば、世界においても電力使用量が多い地域の一つである関東圏に、電気を安定して供給することの一員であることにやりがいを感じられると思います。就活では、やりたい仕事を絞り込むのでなく、広くとらえ、入社した後に改めて考えを整理することも大切だと思います。東京電力は多様で多彩な会社です。だから、みなさんのやりたいことが必ずあることを約束します。