海外事業への参画を、
契約業務を通じて支える。
海外事業推進室
海外戦略グループ
2016年入社
学芸学部 英文学科 卒
東京電力では現在、これまでに培った世界屈指の高信頼度電力系統の技術を生かして、海外送配電事業への参画を検討しています。その中で私が担当しているのは、海外での投資案件・コンサルティング案件における法務業務。投資パートナーや投資先との契約書についての交渉や、契約書の作成を手掛けています。契約にお互いが合意することが、すなわち案件の成立。だからこそ、この仕事に非常に責任を感じています。自分が担当した案件が成立し、プレスリリースや新聞で取り上げられた時には社会への影響力を実感。大きなやりがいを覚えます。
とある国での、コンサルティング案件の一部契約を担当した時のこと。先方との条件が折り合わず、契約締結までに半年ほどかかりました。そもそも法学部出身ではない私にはわからないことだらけ。おまけに、契約書の作成も先方とのやりとりもすべて英語。自分の伝えたいことをうまく説明できずに、くやしい思いをしていました。そこで類似の事例を読み込み、どのように対応しているかを調べて参考に。また、こちら側の考えをあらかじめ整理し、十分に準備した上で協議に臨むようにしました。先輩や上司のサポートを受けながらも、無事に契約を締結できた時の達成感は忘れられません。
入社してから2年間、現場で電気工事店さんの受付申し込みを経験。その後、海外事業推進室へ異動になりました。やることすべてが初めてのことでしたが、「だからできない」ではなく「とりあえず挑戦してみる」を大切に、日々勉強だと思って業務にあたっています。