RECRUITMENT INFO.
SPECIAL04 明日を預かる者たち
使命感
PEOPLE03

変わるもの、
変わらないもの。

過去
事務系 | 東京電力ホールディングス

大金 優樹

エリアエネルギーイノベーション事業室
ソリューション第一グループ
2015年入社/法律学部法律学科

仲間と責任を
   果たすということ。

子どもの頃からサッカーに夢中だった。大会で大活躍するような選手ではなかったし、高校時代にはケガをして試合に出られず、悔しい思いもしたけれど、それでも続けたのは仲間と同じゴールを目指すのが楽しかったからだった。ディフェンダーやボランチなどチームを支えるポジション。キックオフの笛を待つ間には緊張で足が震えたが、チームのためにプレーする。そう自分にいい聞かせながら試合に臨んでいた。責任感は強いほうだと思っている。大学生になって増えた楽しみが、ボランティアで小中学生にサッカーを教えること。技術面よりも、ボールを蹴る楽しさや、それぞれのポジションで自分の役割を果たしながら、一緒に同じゴールを目指す素晴らしさを知ってほしい。そんな、自分がサッカーでつかんだ宝物を、子どもたちにも手に入れてもらいたいという思いで、指導を続けていた。東日本大震災が発生したのは、高校を卒業したばかりの頃だった。その日を境に、連日のように計画停電や節電のニュースが流されるようになり、電気について意識することが増えたのを覚えている。電気が供給されることは決して当たり前ではなく、どこかで電気を生み出す人や届ける人、そして守っている人たちが存在し、それぞれの持ち場で自分の役割と責任をしっかりと全うすることで、私たちの生活を豊かにしてくれている。そうして社会を支える仕事の重要さをあらためて感じたこと。それが、東京電力に興味を持つきっかけになった。
現在

まちづくりへの
    想いを一つに。

入社以来、送電線建設に必要な用地取得を行う業務を担当してきた自分が、一転して都心の新しいまちづくりに挑戦することになった「内幸町一丁目街区再開発プロジェクト」。東京電力を含む各界のリーディングカンパニー10社が担う、都内最大級の再開発プロジェクト。その壮大さに最初は戸惑いもあったが、東京電力でさまざまな切り口から事業推進に携わる、多くの社員とともに汗を流すことが日常になっていった。多くの他企業の人々と交わすやりとりも新鮮だった。担当するのは街区に電気と熱を供給する「エネルギーセンター構築」に関する業務。カーボンニュートラルで災害に強いまちづくりを実現するための重要なミッションであり、システム設計やエネルギー調達など検討事項は多岐にわたる。これらの検討および事業推進を滞りなく進めることが、当社に期待されている役割であり、使命と考えている。プレッシャーに押しつぶされそうになることもあるが、エネルギーの安定供給をDNAに持つ当社の強みを最大限に活かすことができるチャンスである。多くの事項について合意を得ていかなければならないが、立場も考え方も異なる人々が、一つの合意に至る大変さは前の部署でも味わってきた。その経験を活かしながら社内会議で意見をぶつけ、各社との協議では真摯に耳を傾け、根気強く説明を重ねた。それぞれの思いを細かにすり合わせる中で、最後に賛同が得られたときの達成感は、何物にも代えがたいものがあった。
未来

会社が変革する
     真っただ中で。

エネルギーセンター構築を通じて、未来に向けて街区の付加価値を高める。そのミッションのために、東京電力が持つどんなノウハウや商材、サービスが活用できるのか。さまざまな部署の担当者をつかまえては検討を重ねていく。仲間と同じゴールを目指すのが何よりも楽しいのは、少年時代と変わっていない。平常時だけではなく、災害時にも電気やエネルギーが供給できるような、災害に強いまちづくりも大きなテーマだ。責任を持って安心・安全を提供するために、私自身もあらためて電気やエネルギーについて基本から学び直した。これから時が経つにつれてビルが一つずつ竣工し、賑わいのあるまちへと変わっていくだろう。社内でも誰も取り組んだことのない、地図を描き変える規模のプロジェクトが完成したときには、カーボンニュートラルという面でも、国内最大級の取り組みになるはずだ。東京電力が手掛けるからには、まちに安定的に電気を供給する使命を果たし、環境にも優しい最高のものを提供する。すべてが完成するのは2037年以降。その風景をどんな思いで眺めるのだろう。仲間たちとやり遂げたとき、それは自分の自信や誇りにつながっているだろうか。大切なものを守り、人々の暮らしを守っていくという東京電力の姿勢は揺るがない。そして、カーボンニュートラルで災害に強い新しいまちをつくるという営みにも、果敢に挑戦していく。会社が変わり私自身の仕事も広がる大きなターニングポイントにいて、胸が高鳴っている。
明日を預かる者たち SPECIAL04
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