VOICE

WORK MODE

地元・福島の復興に貢献したい
子どもの頃から持ち続けた夢を実現する

汚染水や処理水を監視するために重要な計器類の保守・点検業務を担当しています。現場に行く機会が多く、設備についての知識を常に学び続けています。トラブル時には、汚染水を貯めているタンクの水位計修理を自分で行うこともあります。10代の頃、将来の夢を聞かれると「地元の復興に貢献したい」と答えていました。そして今、福島復興の第一線で働いている誇りを胸に、日々の業務に向き合っています。

PROFILE OF WORK

私のキャリアステップ

  • 2022年
    (高校3年生)

    合同説明会で、3社から話を聞きました。福島の復興に貢献したい気持ちが強かったため、第一志望は東京電力でした。採用担当の方から説明を受け、寮をはじめとして働きやすい環境が整っていると知り、入社したい気持ちがさらに固まりました。

  • 2023年
    4月~
    (研修)

    入社後は所内での研修に参加し、広範な知識を習得する日々がスタートしました。高校で学んだ知識は浅いものでしたが、研修では実践的な深い内容を身につけることができました。多岐にわたる知識を学んだ4ヶ月間。50名近い同期とも仲良くなりました。

  • 2023年
    9月~
    (配属)

    福島第一廃炉推進カンパニー福島第一原子力発電所、建設・運用・保守センター電気・計装部、水処理計装設備グループに配属。配属当初は何一つ分からない状態でしたが、先輩や協力企業の方々が声をかけてくださり、非常に多くのことを教わりました。

  • 福島の復興のために
    東京電力で働きたい

    5歳の頃、東日本大震災で起きた福島第一原子力発電所の事故の影響で地元を離れ、避難所生活をしていたときのことです。「何か困っていませんか?」と自衛隊員が尋ねまわっていました。家族が「洗濯できないことです」と答えると、洗濯機を吊り下げたヘリコプターが上空に現れたのです。そんな姿に憧れ、将来は人の役に立てる仕事に就きたいと子どもながらに考えるようになりました。高校生になり、地元の復興の第一線である福島第一原子力発電所で働きたいと考え、入社を決意しました。

  • 現場の責任者として
    工事を管理・監督

    水処理計装設備グループは、計器類の保守・点検業務を担当しています。計器が故障した場合はすぐに修理する必要があるため、先輩に教えてもらいながら修理方法を学び、知識と経験を積み重ねています。今では現場のトップとして、工事の管理・監督を任されるようになりました。故障した計器を復旧できたときや、大掛かりな工事を無事故、無災害で完了させたときに非常にやりがいを感じます。

  • 第一線で働く誇りを胸に
    復興に挑む

    入社前に職場見学でこのグループを訪問しました。そのときに、わきあいあいとして楽しく働けそうだ、という印象を受けました。実際に配属されると思った通り風通しの良い職場。みなさんがフレンドリーで、気軽に話してくださいます。東京電力で働く一番の魅力は、地元である福島の復興に携われていることです。着々と整備が進行する所内を日々見ることができ、復興に携われているのだと誇りを感じます。地元の方々に少しでも安心していただけるよう、これからも復興に向けて取り組み続けます。

1日のスケジュール

  • 8:30
    朝礼
    グループ全体の業務や当日の作業のほか、安全行動の確認をグループ全員で行います。
  • 9:00
    現場出向
    各現場を見回り、安全に作業が行われているか確認します。所内の移動には車やバスを利用します。
  • 12:00
    昼食
    定食や麺類など食堂のメニューは、低価格でボリュームがあります。カレーが好きでよく注文します。
  • 13:00
    翌日の準備
    今後の工程を効率良く行えるように関係各所と作業内容を調整。工程表などの資料を作成します。
  • 15:00
    作業予定表を確認
    協力企業から送られてきた作業予定表を確認します。
  • 16:00
    グループ会議
    設備や計器の勉強会にグループ全員が集合。安全に作業を行うためのミーティングも行います。
  • 17:10
    退社
    寮までのバスに乗車し帰宅します。