RECRUITMENT INFO.

東京電力で描くキャリア

業界や企業の垣根を飛び越え
課題解決力を磨きながら
なくてはならない存在を目指す
秦 祐太
東京電力エナジーパートナー
お客さま営業部(株式会社PinT出向)
2009年入社
商学部 商学科
ROADMAP

入社からこれまでの歩み

1年目

東京電力株式会社
埼玉支店埼玉支社 生活営業グループ

3年目

東京電力株式会社
埼玉支店埼玉支社
設備サービス第一グループ

6年目

東京電力エナジーパートナー株式会社
営業部スマートライフ推進部
スマートライフ提案第四グループ

8年目

東京電力エナジーパートナー株式会社
お客さま営業部 アライアンス営業グループ

12年目

東京電力エナジーパートナー株式会社
経営戦略本部 商品開発室
開発企画第二グループ

13年目

東京電力エナジーパートナー株式会社
お客さま営業部(株式会社 PinT 出向)

入社動機

くらしに必須の電力を当たり前に届ける存在に憧れて
商学部 商学科 卒
就職活動をする際には「なくてはならない存在」になれるかどうかが、重要な基準となっていました。必然的に目が向いたのは、どんな産業にも不可欠なインフラ業界です。その中から最終的に東京電力を選んだのは、電気がなければ人々のくらしは成り立たず、重要なエネルギーを当たり前のように届けている当社の底力に魅力を感じたから。当時、当社が業界を先導して取り組んでいた「オール電化」という新しいに分野にも興味があり、ぜひチャレンジしてみたいと考えたことも理由の一つです。

年目

真摯に向き合えば、いつか自分に返ってくることを学ぶ
東京電力株式会社 埼玉支店さいたま支社 生活営業グループ
営業希望だった私にとって、電化リフォーム提案はとてもやりがいがありました。お客さまの考え方やご要望は多種多様であることを理解する上で、貴重な経験になったと思っています。中でも印象に残っているのは、何度となくご提案を繰り返した、年配のとあるお客さまです。ご提案の際には、電気料金の変動を試算するのですが、お客さまは納得のいくまであらゆる可能性を検討されたい方で、実にたくさんのご質問を頂戴しました。新人にとってご対応は容易ではありませんでしたが、一つひとつの質問に真摯に対応したことで、ついに受注することができました。その後もお知り合いをご紹介いただいたり、異動の際にはご連絡をいただけるまでの深い関係となったのです。お客さまに寄り添うとはどういうことか、深く胸に刻まれた経験となりました。

年目

異業種との協業を通して、営業力の深みが増す
東京電力エナジーパートナー株式会社
営業部スマートライフ推進部 スマートライフ提案第四グループ
本社での勤務となり、電気調理器や給湯器などのリフォーム促進のため、他拠点メンバーを巻き込みながらスケールの大きな仕事を任されるようになりました。翌年にはアライアンスパートナー開拓のために、他業種の企業と接触する機会が多くなりました。この業務の肝はパートナー候補のことを徹底的に調べる・ヒアリングすることです。そのことを痛感したのは、とある販売店の店舗での電気料金プランの販売を企画したときでした。無事に提携はスタートしたのですが、思うような実績は上がりませんでした。その要因はさまざまあるのですが、一つは、店頭に立つスタッフのほとんどが、他社からの業務支援者だったため、お客さまへ電気料金プランの案内をしてもらえなかったことです。事前に当該販売店の店内体制までヒアリングできていれば、対策を考えることができたと反省しました。アライアンスパートナーのうわべの情報をすくうだけではなく、徹底的に調べることの重要性を学びました。

12年目

チームの結束力を高め、新サービス開発に挑む
東京電力エナジーパートナー株式会社 経営戦略本部 商品開発室 開発企画第二グループ
この部署では、新しいサービスや商品の企画、スキーム構築などを担当。いくつかのプロジェクトを同時に進行することが多く、失敗を繰り返しながら新たなものを生み出す面白さも実感しました。プロジェクトの立ち上げから実動まで、各フェーズの立ち回りを意識するような習慣が生まれたのもこの時期です。初期メンバーは、プロジェクトの目的やなすべきことを熟知していますが、後に加わるメンバーには伝わっていないケースが多く、それぞれのレイヤーに応じた認識のすり合わせが重要だと実感しました。他企業との資本業務提携に携わることも多く、財務諸表や企業価値算定に関する知見も習得できました。

13年目

スタートアップ企業で提案力に磨きをかける
東京電力エナジーパートナー株式会社 お客さま営業部(株式会社 PinT 出向)
PinTは小売電気事業やガス小売事業、エネルギー関連サービスなどを手掛ける東京電力エナジーパートナーのグループ会社です。初めてスタートアップ企業を内側から見ることになり、仕事の進め方、スピード感、担当業務の幅広さ、何から何までカルチャーショックの連続でした。例えば電源調達や監督省庁、行政への報告業務。東京電力エナジーパートナーでは、担当部署にお願いするだけでしたが、PinTでは全般、自分で対応することになり、その分、知識量は格段に増えたと実感しています。現在は、主にソリューション営業が私の主要な業務ですが、これまで以上のスピード感を持ってお客さまのニーズや課題をヒアリングし、社内関係各署の協力を取り付け、迅速な解決を心がけています。ベンチャーマインドを吸収することで提案力に磨きをかけ、お客さまに選んでもらえるサービスを生み出していきたいと考えています。
CLOSE
地域共生、環境問題、国際貢献
学生時代に抱いた三つの志が
弛まぬ挑戦の原動力
髙棹 章子
東京電力リニューアブルパワー
海外事業開発室プロジェクト開発グループ
プロジェクト第三チームリーダー
2010年入社
教養学部 社会科学科
ROADMAP

入社からこれまでの歩み

1年目

東京電力株式会社
茨城支店 茨城カスタマーセンター
受付グループ

3年目

東京電力株式会社
茨城支店 水戸支社
水戸地域お客さまサービスグループ

4年目

東京電力株式会社
本店 環境部 環境改善総括グループ
東京電力ホールディングス株式会社
福島本部 除染推進室 東京環境対策グループ

9年目

東京電力ホールディングス株式会社
ビジネスソリューションカンパニー
総務サービスセンター 環境管理支援グループ

11年目

東京電力ホールディングス株式会社
経営企画ユニット ESG推進室 環境管理グループ

12年目

東京電力リニューアブルパワー株式会社
海外事業開発室 プロジェクト開発グループ

入社動機

社会基盤構築と世界的課題の解決を志して入社を決意
教養学部 社会科学科 卒
「人々のくらしや産業を支えたい!」という思いで、インフラ業界を中心に就職活動を進めていました。私は、福島県の原子力発電所立地地域出身であり、東京電力は幼い頃から身近な存在、首都圏のくらしや産業を支える憧れの企業でした。また、大学時代に環境政策を学び、地球温暖化問題に関心を深めたことも入社動機となっています。内閣府「世界青年の船」事業に参加し、10ヶ国からの参加青年と社会課題について議論した経験から、将来は開発途上国の発展に貢献したいと思うようにもなりました。電源立地地域や電力供給先との共生を実現し、世界の課題解決にも貢献すること。こうした私の目標を成し遂げるために、東京電力に入社を決意しました。

年目

お客さま対応第一線機関で地域インフラを
支えているという責任を実感
東京電力株式会社 茨城支店 茨城カスタマーセンター 受付グループ
カスタマーセンターでは電気の使用開始・停止、契約変更、電気料金など、さまざまな電話の受付業務を担当。この業務を通して常に「お客さまのために」という視点を学ぶと同時に、電気販売に関する業務内容を幅広く知ることができました。また、東日本大震災の直後は、停電や原子力事故、放射線に関するお問い合わせにも対応しました。現場で事故対応や停電復旧作業に奔走している社員がいる中、自分も何か貢献したいと一本でも多くの電話を取りました。原子力事故や計画停電などで厳しいご意見を多くいただく中、あるお客さまから「停電復旧してくれてありがとう。頑張ってね」といった言葉を頂戴して、改めて当社が地域インフラを支えているという責任を実感しました。

年目

福島復興のため双方向のコミュニケーションで
信頼関係を構築していく
東京電力株式会社 本店 環境部 環境改善総括グループ
東京電力ホールディングス株式会社 福島本部 除染推進室 東京環境対策グループ
福島県内外の除染推進に向けた環境省支援や放射線リスクコミュニケーションが主な業務でした。広範囲にわたる除染は誰も経験したことのない新たな試みで、環境省や自治体などと試行錯誤をしながら、効果的かつ効率的に実施することが必要でした。私は福島県出身ということもあり、地元復興の前提となる環境回復に貢献したいという思いを持って業務にあたりました。さらに放射線に対する不安について、除染前後のモニタリングデータを示しながら、被ばくを低減するためにはどのような対策をすべきか地域の皆さんと一緒に検討するリスクコミュニケーションの機会がありました。原子力事故を起こした側の立場として、福島の復興は必ず成し遂げるべきもの。情報提供するだけでなく、双方向のコミュニケーションを通じて信頼関係を構築していく重要性を学びました。

年目

ESG・SDGsの社内浸透を担う中、
ビジネス創造に関心を深める
東京電力ホールディングス株式会社 ビジネスソリューションカンパニー
総務サービスセンター 環境管理支援グループ
育休明けで仕事と家庭の両立に悪戦苦闘していた時期です。しかし、念願の地球温暖化対策に関わる業務や環境情報開示を担当することになり、毎日が充実していました。この頃、ESG・SDGsの潮流により、環境対策はもはやコストではなく、企業が持続的に存続するために不可欠だとされる世の中に変わりつつありました。特に温室効果ガス排出量は、ESG投資家から注目される指標となり、その排出量算定や情報開示は業務のやりがいにつながっていきました。ESG経営の先進企業からビジネスを通じて社会課題を解決する実例を学んでいるうちに、私もビジネスを創造する側に立ちたいと強く思うようになりました。

12年目

チャレンジ精神とチームワークで
海外事業会社への出資案件を成し遂げる
東京電力リニューアブルパワー株式会社 海外事業開発室 プロジェクト開発グループ
環境問題への挑戦と並んで、入社時の目標だった国際貢献。当時の思いを汲んでいただいたのか、海外事業部門に配属となり、ベトナム国の再生可能エネルギー事業会社のM&A投資案件に関わることになりました。商務・法務・技術・リスクなどの観点から案件精査を行う中で、各チームをつなぎ、案件全体の進捗を俯瞰するプロジェクトマネジメントの基礎を学びました。初めての海外出張は案件精査・英語での契約交渉サポート、パートナーとの関係構築など学びの連続でした。海外事業の経験も財務や会計のバックグラウンドもなかった私ですが、何事も挑戦。OJTで学び、M&A成立後は、出資先の事業管理を行っています。チーム内だけでなく、他部署や出資対象会社などをつなぐ「横串連携」のコミュニケーション能力は私の強みであり、海外事業でも活かせるスキルだと確認できました。今はチャンスがあれば海外駐在に挑戦したいと展望を思い描きながら、当該国の発展やカーボンニュートラル化において、東京電力がなくてはならない存在となることを目指しています。
CLOSE
現場経験を活かしながら
全社的な新しい取り組みへと
発展させていく
稲葉 さや香
東京電力パワーグリッド
事業開発室
データプラットフォーム事業開発グループ
宅内IoT事業PJチームリーダー
2010年入社
電気・電子/
情報通信システム専攻
ROADMAP

入社からこれまでの歩み

1年目

東京電力株式会社
山梨支店 甲府支社 甲府制御所
甲府地域配電保守グループ

2年目

東京電力株式会社
山梨支店 甲府支社
甲府地域設備サービスグループ

4年目

東京電力株式会社
山梨支店 大月支社
大月地域設備サービスグループ

6年目

東京電力パワーグリッド株式会社
山梨総支社 櫛形地域設備サービスグループ

7年目

東京電力パワーグリッド株式会社
配電部業務システムグループ

10年目

東京電力パワーグリッド株式会社
配電部配電計画グループ

11年目

東京電力パワーグリッド株式会社
事業開発室
データプラットフォーム事業開発グループ

入社動機

ライフラインをつなぐ使命感と、女性の活躍推進に期待して
電気・電子/情報通信システム専攻 卒
就活時には、技術職の仕事を通じて社会貢献がしたいと考えていました。その点、ライフラインに直結する電気を届ける東京電力の仕事に使命感とやりがいを感じ、魅力的に思ったことが入社の動機です。加えて、女性が長く働ける職場という点も重視していました。ちょうど東京電力の新卒採用セミナーに参加した際に技術職の女性社員から、女性が長く活躍できることはもちろん、幅広い業務を経験でき、自分のやりたいことにどんどんチャレンジできるという話を聞き、自分の働く姿を想像できたことも、入社の決め手の一つです。

年目

研修の日々は第二の青春。仲間とともに達成感を味わう
東京電力株式会社 山梨支店 甲府支社 甲府制御所 甲府地域配電保守グループ
総合研修センターの寮に住みながら、ほぼ1年間研修を受講しました。電気の基礎から東京電力の設備に関する知識、電柱や鉄塔に昇るための基本動作、電気をお届けするために必要となる工事手順などを学びます。体力には自信がありませんでしたが、同期の社員が体力づくりに協力してくれたこともあって乗り越えることができました。温かい講師や仲間と過ごしたあの日々、まさに第二の青春を過ごしたといっても過言ではありません。特に印象的だったのは実技講習ですね。電気が止まって困っているお客さま宅に、電気を再送するという、ロールプレイングの訓練をしました。原因箇所を探し出し、改修してお客さまへ電気をお届けできた後の達成感は、今でも忘れられません。この1年間でチームワークの大切さを学び、チームの役に立てるよう行動したいという強い思いを持つようになりました。

2〜6年目

多様なステークホルダーと大規模工事を成し遂げる
東京電力株式会社 山梨支店 甲府支社 甲府地域設備サービスグループ/
東京電力株式会社 山梨支店 大月支社 大月地域設備サービスグループ/
東京電力パワーグリッド株式会社 山梨総支社 櫛形地域設備サービスグループ
設備サービスグループでは、お客さまに電気を送るために必要な設備設計図面の作成や官公庁への出願対応、お客さま宅を訪問しての折衝業務などを担当しました。多いときには一日に7軒の現場を回ることもありましたが、「頑張って!ありがとう」というお客さまの声に励まされました。中でも大型分譲地への電気供給工事は強く印象に残っています。電柱をどこに建てるか、工事日程はいつが最適か、さまざまなステークホルダーの皆さまと交渉を繰り返し、全体での最適解を見つけて工事完成まで走り抜きました。造成後の住宅に電気が灯る様子を見たときは、やはり胸に迫るものがありましたね。電気をお届けするまでの一連の流れを学ぶとともに、社内外の多くの方々と接点を持つ業務を通して幅広い勉強ができました。

年目

システム改修に挑み、新たな境地を開く
東京電力パワーグリッド株式会社 配電部業務システムグループ
本社勤務となり、業務システムの運用保守を担当しました。さまざまなシステム改修を担当しましたが、中でもお客さまの電気供給申込に際して、受付から工事に至るまでを一元管理する部門横断の新販売工程システムの改修プロジェクトに取り組んだことは、一つの大きな節目だったかもしれません。配電部門の担当として私は参加しましたが、知識不足のために円滑に進行することができず、トラブルが発生したこともありました。それでも多くの方々に支えていただきながら、自身には困難と思える仕事も最後までやりきったという経験が、大きな自信につながりました。「システムを作る」のではなく「仕事を創る」、それが業務システムに携わるために必要な姿勢だと気づいたことも、大きな収穫だったと思います。

10年目

求められるのは、情勢変動への柔軟な対応力
東京電力パワーグリッド株式会社 配電部配電計画グループ
配電部配電計画グループでは、主に配電設備の拡充計画に向け、将来の需要変動を予測した数値計画の立案を行いました。東京オリンピック・パラリンピック競技大会会場への電力供給を担う社内プロジェクトにも参加し、事務局のメンバーとして供給計画の協議や進捗管理を担当しました。新型コロナウイルスの影響による1年延期や無観客開催など、情勢が変動する中での対応となりましたが、大会運営に大きな支障をきたすことなく電気の安定供給を全うする事ができたことは、今でも思い返すたびにホッとします。この経験を通じて、計画の立案・実施やリスク管理だけではなく、情勢変動への柔軟な対応力を身に付けていきたいと思うようになりました。

現在

トライ&ラーンで新規事業の可能性を模索していく
東京電力パワーグリッド株式会社 事業開発室 データプラットフォーム事業開発グループ
11年目から事業開発室データプラットフォーム事業開発グループに異動となり、事業化を検討することが私の主たる業務になりました。これまで従事していた託送業務にはルールが定められていましたが、事業化検討という業務に定められた道はなく、手探りでプロジェクトを進めていくことが常です。たとえば、自治体のニーズをもとに、次世代スマートメーターを活用して防災情報を届けることはできないか。見守りサービスを提供することはできないか。さまざまな角度から新規事業を検討し、形にすべく模索しています。まだ事業化は実現していませんが、自らロードマップを描き、「トライ&ラーン」という考え方で主体的にプロジェクトを進めることができるようになりたいと考えています。
CLOSE
激動の時代にもぶれずに
常に「お客さま起点」
どこまでも企業発展を支え続ける
柿内 秀介
東京電力エナジーパートナー
法人営業部 産業事業ユニットリーダー
2010年入社
経営システム工学専攻
ROADMAP

入社からこれまでの歩み

1年目

東京電力株式会社
神奈川支店 相模原支社 法人営業第一グループ

4年目

東京電力株式会社
神奈川支店 営業部 法人第二営業グループ

5年目

東京電力株式会社
本店法人営業部
産業エネルギー部 産業第二営業グループ

8年目

東京電力ホールディングス株式会社
福島本部復興調整部
公益社団法人福島相双復興推進機構出向

10年目

東京電力エナジーパートナー株式会社
販売本部法人営業部
産業ソリューション技術第二グループ

11年目

東京電力エナジーパートナー株式会社
販売本部法人営業部産業事業ユニット

入社動機

不況を乗り越え、多彩なキャリアを積むために
経営システム工学専攻 卒
当時はリーマン・ショックの余波が抜けきらず、景況の悪化した時代でした。少なからず私の就職活動にも影響しており、なるべく安定した企業で、太く長く勤めることが私のプランでした。とはいえ、単調に長く勤めるのではなく、さまざまな業務経験を積めることが理想。それに合致する企業として、東京電力は大きな存在感を放っていました。また経営システム工学を専攻し、工場の生産効率改善について研究していたことも、当社を選んだ要素の一つです。東京電力が打ち出していた「エネルギーの効率化」というテーマに、少なからず私の研究が貢献できるのではないかと考えたことも、入社を決める上で後押しとなりました。

年目

計画停電時の経験からインフラ会社の使命を痛感
東京電力株式会社 神奈川支店 相模原支社 法人営業第一グループ
入社後の配属先は、相模原支社。管轄エリア内の工場や商業施設、クリニックなど、中小規模法人のお客さま対応を担当しました。ですが、忘れもしない2011年3月11日。東日本大震災が発生し、直後に計画停電が始まりました。渦中の会社の社員であっても先が見えない中、目の前の業務をやりきるだけで必死だったのを覚えています。新卒の私にとってやれることは限られますが、計画停電時におけるお客さま対応を経験し、あらためて電気は代替の利かないエネルギーであること、社会に与える影響の大きさ、インフラ会社としての責任の重さを肌で感じました。最大限お客さまに寄り添って対応することの大切さを学んだのもこの経験があったから。後の営業対応にも役立っていると思います。

年目

厳しく困難な案件も、諦めずに食らいつくこと
東京電力株式会社 本店法人営業部 産業エネルギー部 産業第二営業グループ
大手自動車メーカーや部品メーカー、非鉄金属業界の法人営業担当としてさまざまな経験を積むことができました。特に強く印象に残っているのは、大手自動車メーカーから中部地方にある大規模工場の電気契約を受注できたことです。現地電力事業者ではなく、当社と契約を結んでいただくわけですから、生半可なことでは叶いません。東京と当地を何度も往復し、お客さまからの質問にも迅速に対応するように努めました。ときに厳しい要求もありましたが、必死に食らいついていくことで徐々にお客さまからの信頼を得られたことが、契約にもつながったのだと思います。営業としてのスキルも培われた手応えがあり、お客さまに育てていただいた感覚です。最初は厳しく困難と思える案件でも諦めずに進んでいくことの重要さを学びました。

年目

事業者支援業務を通じて、福島復興に貢献する
東京電力ホールディングス株式会社 福島本部復興調整部
公益社団法人福島相双復興推進機構出向
福島相双復興推進機構では、福島原発事故で被災した事業者さまの販路開拓や店舗立ち上げなどの支援事業を行いました。その事業の一つで「エゴマ油」の商品開発と販路開拓支援に携わりました。未経験業務でしたが事業者さまと一緒になって一つのものをつくり上げることが、間接的ながらも福島の復興に貢献できていることにやりがいを感じたのを覚えています。試行錯誤を繰り返し、ようやく商品が完成。実際に販売されたときの達成感は、言葉では言い表せません。機構は官民合同で構成され、東京電力以外に経済産業省や福島県、商社、百貨店などさまざまな出身の方が参画していました。組織風土の異なるメンバーと協業する体験は非常に刺激的で、飛躍的に視野が広がったと感じます。

11年目

「お客さま起点」で戦略を策定し、業界を牽引する
東京電力エナジーパートナー株式会社 販売本部法人営業部産業事業ユニット
産業事業ユニットに配属となり、大手製造業向けの営業戦略策定や産業事業ユニット内の総括業務全般を実施しています。その中で私の担当する総括業務は、第一線で活躍する営業担当者の生の声を吸い上げて、今後の戦略を策定する部署です。営業担当と一緒になってお客さまの要望などを踏まえて方針決定に関わることになります。この仕事を通して「お客さま起点」で物事を捉えることが大切であると改めて実感しました。さらに戦略策定からサービス導入まで一貫して関われることがやりがいにつながっています。電力を取り巻く環境は流動的ですが、当社の強みはお客さまと接点があること。その考えはこれからも大事にしていきたいと考えています。今後はメンバーや後輩の成長にも貢献していきたいと思っています。
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