東京電力で描くキャリア

活躍中の高専卒社員にアンケートを実施。志望理由から仕事のやりがいまで、たくさんの声が集まりました。
是非、あなたが東京電力を知る手掛かりにしてください。

就活について

Q1 : 企業選びで大切にしていたポイントはなんですか?
(選択式/一つだけ回答)
Q2 : 東京電力を志望した理由はなんですか?
(自由回答)

日本最大の電力会社で挑戦したかった

生活基盤を支える産業だから、社会に貢献できそう

首都圏の電力を担うところに大きなやりがいを感じた

電気科なので電気関係(強電系)の仕事に就きたかった

大規模な土木構造物をつくってみたかった

震災時、東電社員が復旧に向けて頑張っている姿を見て

変革を必要とする会社だから

部署が多く、やりたいことができそう

再生可能エネルギーに力を入れていて飛躍が期待できる

福利厚生がしっかりしていて、休暇が取りやすそう

給与水準が他業種より高かった

Q3 : 東京電力に入社を決めた理由はなんですか?
(自由回答)

インターンシップで社風の良さを感じ、働きやすそうだと思った

面接官の印象が良かった

働くイメージが湧いたのはもちろん、福島への責任を果たそうとする姿勢と、停電復旧を行う先輩方の背中を見て入社を決意

他社は「設計だけ」「工事監理だけ」と業務が限られているが、東京電力は建物に関わる全業務が経験でき、一級建築士などの資格取得にも力を入れている

技術者として成長・活躍できそう

分社化しているので、希望の職種に就きやすそう

廃炉に直接的に貢献できる

都会に出て仕事ができる

他人に自慢できる就職先だと思った

入社後について

Q4 : 入社して驚いたことはありますか?

社員も電柱に上っている

約3年周期で人事異動がある

仕事は忙しいが、意外と有休も取りやすい

想像よりも関連事業が幅広い

各部門の専用の研修所が存在する

資格取得に対して奨励金がある

テプコマイチョイス(メニューから選ぶポイント制の福利厚生)がとても充実

住宅手当が手厚い

警報が鳴ったときの先輩たちの行動の速さ

Q5 : 仕事にやりがいを感じていますか?

ライフラインの一部を支えていると、肌で感じられる

自分のペースで仕事ができる

新しいことに挑戦できる

年次が低くても責任ある仕事ができる

専攻以外の分野も学ぶことができる

お客さまからの「ありがとう」が嬉しい

大企業ならではの予算

学生時代の知識を十分に活用できている

日々学ぶことが多く、成長を実感できる

Q6 : 憧れている先輩はいますか?

仕事に信念を持って取り組んでいる

災害・トラブル発生時にも慌てず、冷静に対応

頭脳明晰で人柄も抜群に良く、非の打ちどころがない

風習や制度にとらわれず、今の時代に合った柔軟な考え方を持っている

空腹だろうと眠かろうと、弱音一つ吐かずにお客さまのために災害復旧を遂行

後輩思い

若手への仕事の振り方や指導が的確

Q7 : 研修制度は役立ちましたか?

研修設備が充実していて、実物に触れながら学べるので非常に実用性が高い

入社後2週間の全部門研修で相談できる仲間が増え、異動しても「知り合いがいる」という安心感が生まれた

知識のない特殊な分野でも、初歩から学ぶことができる

社会人としての基礎を学べた

他部門のことも学ぶ機会があり、打ち合わせで役立った

経験年数に応じた研修が組まれており、即実践できる

キャリアデザイン研修では、今後の生活設計に役立つ情報を学べた

Q8 : 学校での学びは活かせていますか?

学校で学んだ基礎知識をベースに、応用技術を学んでいる

電気の基礎知識や法令など、今でも実際に使う

学校で習ったなと思える工事も多い

工学知識、製図知識、工作実習、設計知識、生産工学等、存分に発揮して活躍中

プログラミングの知識を活かせている

入社後に学ぶことが大量にあるので、身に付いた学習習慣が役に立つ

Q9 : プライベートはアウトドア派? インドア派?

バーベキュー

ゴルフ

食べ歩き・飲み歩き

旅行

釣り

キャンプ

スノーボード

サーフィン

RCカー

ボウリング

卓球

バスケ

筋トレ

サウナ

サッカー・フットサル

音楽イベント

ドライブ

読書

映画鑑賞

アニメ鑑賞

マンガ

ゲーム

電子機器いじり

科学

動物学

キャリアモデル

経験と知見を総動員して
世界に誇る高品質な電力供給を
支え続ける
佐藤 淳哉
東京電力パワーグリッド株式会社
調達室原価企画第三グループ
2011年入社
高専 電気工学科
ROADMAP

入社からこれまでの歩み

1年目

東京電力株式会社
多磨支店立川支社立川制御所
配電保守グループ

8年目

東京電力パワーグリッド株式会社
武蔵野支社府中制御所
配電保守グループ

9年目

東京電力パワーグリッド株式会社
配電部配電エンジニアリングセンター
機材技術第二グループ

10年目

東京電力パワーグリッド株式会社
配電部配電エンジニアセンター
工法高度化グループ

13年目

東京電力パワーグリッド株式会社
調達室原価企画第三グループ

入社動機

飛行機から見た夜景の美しさが就活の転機に
高専 電気工学科 卒
大手インフラを含め、さまざまな業界を視野に就職活動をしていました。就活の一環で東京に来た帰りに、飛行機から見た夜景に感動して「電気を守る仕事に就きたい」と強く思うようになりました。高専では電気工学を専攻していたので、勉強した内容と電力会社の仕事が一番近かったことも、思いを後押ししました。東京電力について調べる中でどんどん魅かれていき、電力量や社員の多さなどの規模の大きさと、停電時間や回数の少なさなどの高品質な電力供給を実現できている点が決め手となりました。

1〜2年目

暗かったまちが明かりで満ちた瞬間を忘れない
東京電力株式会社 多磨支店立川支社立川制御所配電保守グループ
1年目は同期と集合研修を行い、一緒に寝食をともにして電柱の昇り方や停電復旧や配電設備の基礎を1年間かけて学びました。2年目になると班長と現場に行き、実際にまちの中で電柱に昇って作業するようになりました。ほどなくして担当エリアで停電があり、停電の原因を追究するための配電設備に測定装置を取りつける任務を任されました。私が装置を取りつけなければ、停電原因が追究できず復旧に影響してしまうので、非常に緊張しました。無事に装置を取りつけ、チームで連携して停電原因となった故障を修復し、暗かったまちが明かりで満ちたときの感動は忘れられません。停電復旧には、日頃の訓練が大切で、基本に忠実に作業することが最も早く安全に作業できることだと学びました。

年目

災害時の極限状態でも安全を守ることが第一
東京電力パワーグリッド株式会社 武蔵野支社府中制御所配電保守グループ
2019年の台風15号・19号により、千葉エリアを中心に大きな設備被害が発生し、責任者として後輩を連れて応援に行くことになりました。責任者としては初めての応援復旧だったので重責を感じていました。至る所で大木が電線を巻き込んで電柱をなぎ倒している状況の中で、安全に設備を復旧させ、送電できるよう昼夜現場を回り続けました。危険と隣り合わせという緊張感の中、体力もギリギリの状況で、車中で後輩と積極的にコミュニケーションを取り、健康・体力面の管理に努めました。災害現場では絶対にケガはしない、後輩にケガはさせないと誓い、無事復旧作業を終えることができました。

年目

徹底した品質管理で安定供給を実現
東京電力パワーグリッド株式会社 配電部配電エンジニアリングセンター機材技術第二グループ
本社部署に異動し、配電に使う機材の品質管理、設備の故障原因の調査、撤去された機材などの性能評価を担当しました。配電機材の取引先メーカーに対して、当社の規格を満たす設計・製造能力を有しているか、安定した製品を大量に製造する品質管理能力があるかをチェックし、完成品の性能を確認する型式試験の審査を行いました。また、設備が故障した場合には、故障原因の調査を進め、高専で行った実験のようなこともしました。故障の原因を調べ、対策を立案し、それが全社に展開され故障が減少したときは、「電力の安定供給に寄与できた」といった達成感がありました。

10年目

仕事で培った知見が海外でも活きる
東京電力パワーグリッド株式会社 配電部配電エンジニアセンター工法高度化グループ
工法高度化グループは2017年に工事カイゼンを促進するために発足した比較的新しいグループです。このグループの主な役割は、生産性の高い新たな工法を生み出し、社員や工事会社へ工法を展開することでした。最新の技術を取り入れながら、より少ない人数で仕事が進められるようにする省人化や、肉体労働にかかる労力を低減する省力化を進め、展開してきました。海外で、電力の安定供給のための技術力を指導する機会もありました。ベトナムで電力ケーブルの故障が多発しているケースでは、現地に足を運び、施工環境や作業手順などを確認した上で、持ち帰った故障したケーブルの不良原因を追究し、施工品質向上のための提案を行いました。

13年目

低コストで世界トップレベルの電力品質を維持する
東京電力パワーグリッド株式会社 調達室原価企画第三グループ
機材の原価内容を把握し、部品単位まで分解してカイゼン余地を追求しています。コストダウンの余地がないか、徹底的に機材の性能と向き合い、知恵を出していく面白さがあります。関東一円に約250万台設置されている変圧器についても、どの部品にコストを要しているのか、別の素材に変えればもっと安くなるのではないか、最新の材料はないか、実際の現場で不要となっている機能はないかなどさまざまな視点から原価低減につながるヒントを探しています。将来日本では少子高齢化により、労働人口が減っていくことが危惧されています。その状況でも機材はどんどん古くなり取り替えを進めていかなければ、安定供給に支障をきたしてしまいます。これからも世界に誇る電力品質を低コストで維持するための施策を展開し続けたいと思っています。